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最近いろいろなところでよく聞く樹木葬って何?

営業部、岩北です。
最近、何かと話題になっている樹木葬について書いてみました。
NHKで特集で放送されたり、有名女優がお墓として選んだり、ここ数年認知度が高くなっている供養スタイルです。
樹木葬は従来型の供養と違って、墓石に手を合わせるのではなく、樹木をシンボルとして手をあわせるものです。
また御遺骨を地中に埋葬するので自然に還るといったかたちが一般的です。

当社でも近年、墓石と同じくらいの数で樹木葬についてお問い合わせも増えてきています。
核家族化が進むにつれてお墓の維持管理が困難になりつつあるなか、樹木葬は選ばれています。
樹木葬には実際のところ明確な定義はありませんが、現在では形を変えて様々な樹木葬が各地に点在しており、全国に500以上あるといわれております。
その歴史は諸説ありますが1999年に岩手県のお寺で始まったと言われています。

樹木葬は様々な形のものがありますが、大きく分けて墓石型、プレート型、自然葬型に分けられます。
その他、ガーデニング葬や庭園葬などと呼ばれているものも数多くありますが、実際これらは樹木葬と呼ばれるものです。
それぞれの形態についてお伝えします。

墓石型

20~30年くらい前から都市部の霊園を中心に増えた、芝生墓地と言われる類のものです。
西洋の墓地にある芝生一面に背の低い墓石が並んだ感じのものです。
樹木葬とはいうもののどちらかというと芝生墓地という感じでしょう。

プレート型

当社が手掛けている樹木葬霊園「グランジュール」というブランドで販売しておりますが、こちらはプレート型になります。
主に芝生が敷いてある地中に納骨室(カロート)を設置し、その上に石材のプレートを置きます。
プレートには花を彫刻したり、好きな言葉を彫刻したりでき限られたスペースに個性的なデザインを施すことができます。

自然葬型

皆様がイメージされている樹木葬に最も近いイメージのものになろうかと思います。
一面、芝生や土に直接穴を掘って御遺骨を埋葬する方法です。
花壇のようにしたり、こんもりとマウンド上にしたりと形も様々ですが、一般的には個々に目印になるようなものを設置しない場合が多いです。

最初に申し上げたとおり樹木葬には明確な定義がないので、必ずしも上記で述べたとおりではありません。
上記の形態で多種多様に存在することがお分かりいただけたかと思いますが、共通することが1点だけあります。
それは「シンボルツリー」といわれる樹木があるということです。
次回はそのシンボルツリーについてお話しします。

樹木葬を供養方法として選ばれる際は、ご自身の希望も含めご家族ともしっかりお話しして、ご検討してください。

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2020年7月4日