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樹木葬に用いられる樹木の種類

営業部の岩北です。
前回は樹木葬とはどのようなものか・・・というテーマでブログを書きました。
今回は「樹木葬に用いられる樹木の種類」というテーマでお伝えしたいと思います。

樹木葬では樹木を墓標(お墓のようなもの)に見立てて埋葬した場所の目印となるよう「シンボルツリー」というものを植えるのが一般的です。
元来、お墓参りというとみなさんは墓石の前で手を合わせますよね?これは仏様を墓石に見立てて手を合わせるものです。
前回お話ししたとおり樹木葬はお墓と同じですが、従来墓のように墓石に手をあわせるのではなく、樹木などに手を合わせるというものです。

樹木葬霊園の現地案内をさせていただくと、お客さまから「この木は何?」あるいは「なぜ木を植えるの?」といったご質問をいただくことが多いです。
樹木葬には欠かせないシンボルツリーにはさまざまな種類があり種類をいくつか紹介したいと思います。


桜は日本人にとって一番親しみのある花の咲く木だと思います。桜の木にもいろいろな種類がありますが「ヤマザクラ」や「サトザクラ」などがよく使われています。
お花見で馴染みのあるソメイヨシノは育成が難しく少ないです。
ヤマザクラは原種の桜の代表格で、奈良の吉野山はこのヤマザクラで有名な観光地になっています。
サトザクラは大阪造幣局の通り抜けで有名です。

ヤマザクラ


サトザクラ

ハナミズキ
アメリカ東部及びメキシコ北東部を原産とし従来の日本の木よりも明るいイメージがあり、管理にもそれほど手がかからないこと、花や実がかわいらしいことで庭木や街路樹としてさかんに使われています。
身近なところでいえば、一青窈さんの歌がヒットしたことで知名度が一気に上昇しました。

ハナミズキ

ツツジ
ツツジは万葉集にも詠まれているほど古くから栽培されている馴染みのある木になります。
よく使われるのはヤマツツジで低い山地の日当たりのよい尾根や草原などに生育している低木で、多くの方に親しみがある木です。
4月から6月ころに朱色や赤色、白色の花が咲きます。日本で最初の樹木葬の際に使われたのがこのヤマツツジといわれています。

ヤマツツジ

今回ご紹介した木の他にも梅などの花が咲く樹木やモミジ・ポプラ・クスノキなどの広葉樹も使用されています。
またガーデニング形式ではバラも使用されています。

ちなみに当社が販売している樹木葬霊園グランジュール大高、グランジュール平和公園ともにシンボルツリーは「ドウダンツツジ」が植樹されていて、春には白いきれいな花を咲かせます。
この木はあまり大きくならないことと手入れがしやすいという事で採用しています。
大きく育つ樹木は根が張り、周りの構造物を押し上げてしまったりといろいろと障害が出てきますので、管理面から考えてもこちらの方が良いのです。

ドウダンツツジ

当社が手掛ける樹木葬霊園をご見学の際は、シンボルツリーも気にして見てみて下さい。

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2020年7月21日