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お墓のカラス対策は…

長久手店の石黒です。
先日、早朝にインターホンが鳴り、こんな早い時間に誰だろうと出てみたらご近所の方でした。
「大変よ!石黒さん家のゴミがカラスに荒らされてる!」と親切に教えて下さり、あわててほうきとちりとりを持っていき掃除をしました。

これまでゴミを覆うタイプの特大の黄色い網でカラス対策をしてきましたが、限界を感じBOXタイプのゴミストッカーを購入しました。
数年前に網を設置した当初はカラスも近寄りませんでしたが、賢いカラスのことなので、網の端を引っ張ればゴミが取れそうだ、と上空から様子を伺っていたのでしょう。

お墓に関してもカラスの被害のご相談を受ける事があります。
例えば「お墓参りに行ってお花をお供えしようと思ったら『花筒』が片方無くなっていた」といったご相談です。
お話を伺って、最初はステンレスを換金する泥棒の仕業かな?とも思いましたが、無くなったのが花筒の片方だけというのと、周りのお墓には被害が無いようだと聞いて、カラスの仕業だと確信しました。

実は意外とお墓ではカラスの被害が多く報告されています。
よく聞かれるのは花筒や線香置きが無くなっていたり、花筒から花が抜き取られて、あちらこちらに散乱しているといった内容です。
特にステンレス製の物は太陽に当たるとキラッと光り、光る物に興味があるカラスは巣に持って帰ろうとする習性があるそうです。
とはいっても、被害を防ぐために花筒や線香置きをお墓参りの度に持ち運ぶ、という訳にもいきません。
対策としては、線香置きはネジで固定するものがあるようです。
また花筒に関しては、石に差し込む部分にヒモなどを数回巻いて差し込んでおくと、墓石と花筒が密着してカラスの力では抜けにくくなります。
写真は、実際に私が綿のヒモを巻いて検証したもので、ヒモを巻いた状態で差し込むと花筒が抜けにくくなりました。
ヒモの太さや巻き方で調整すればいいだけなので、手間もかからずカラス対策ができます。
この場合、炎天下でも溶けて張り付かない素材のヒモで巻くことが重要です。
お墓参りの際に、試してみてはいかがでしょうか。

当社ではお墓に関するアフターフォローも行っております。お困りごとや修繕に関わる事などもお気軽にご相談ください。

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2022年6月18日