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いい石、わるい石・・・どこの石がいいの?

社長の恩田です。
お客様から、どこの石材がいいの?と尋ねられることが多いので、本日は石材についてお伝えできればと思います。

お客様が気にされるのは値段もそうですが、石材の産地についてお尋ねになる方が多くいらっしゃいます。
国産石材と外国産石材がありますが、イメージで国産石材の方が高価で質が良く、外国産石材の方が安価で質が劣る・・・と思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

外国産の値段が国産に比べて安いのは、質が劣っているからではなく、単に人件費が日本より安い国で加工されているからです。逆に国産が高いのは採石したり流通する過程で日本の職人さん、つまり日本の高い人件費が動くからなのです。
実際に霊園や墓地に建っている墓石の多くは外国産がほとんどで、8割~9割以上は外国産だといっても過言ではありません。
したがって値段が高いから品質が良い、安いから品質が悪いということはまったくございません。

では良い石材、悪い石材の基準は何でしょうか。
石屋さんによってこのあたりは見解が異なると思いますが、当社は石質が硬く、吸水率が低く、錆や変色がないものを良い石材と定義しております。
決して高い石材を買う必要はないと思っていて、安価で質の良い石材を選んでいただくのがよいでしょう。
長年広く使われていて、実績のある石材などは安心してお使いいただけるかと思います。
これが当社の良い石材の定義です。

具体的にはどこの産地のなんという石材がよいのか。
当社で取り扱っている石材で売れ筋の石材をご紹介したいと思います。

国産石材だと佐賀県産の天山(てんざん)石です。天山石は現在ブランド化されて、天山の中でも大きく分けて2種類あり、紺碧(こんぺき)と銀剛(ぎんごう)があります。
石材の特徴としては目が粗く青みが強く、硬質で特に中部以西で多く使われています。


佐賀県産 天山石

また外国産だとインド産アーバングレーや中国産K‐12などでしょうか。
これらの石材は大量に採石が可能です。長い製品を加工しようとするとそれだけ大きい原石が必要となります。
国産では大材の採石が難しいのに対して、これら外国産石材は大材の採石が可能で、それも外国産石材のメリットであるといえます。


インド産 アーバングレー(左)  中国産 K-12(右)

 

上記で紹介しました国産の天山石と、当社の外国産石材を加工している協力工場のプロモーション動画をご覧いただけます。

天山石:https://www.youtube.com/watch?v=UmmTIeMvYxM
外国産石:https://www.youtube.com/watch?v=CnZHtv8Gl5M

 

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2022年4月30日