墓石・霊園事業部の岩北です。
春のお彼岸も終わり、お墓参りに行かれた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
普段、離れて暮らす親類が集まってお参りすると、お墓についてお話しする機会が増えてくるのではないでしょうか。
その中で、今まで大切にしてきたお墓をもっと近くに引っ越ししたいというケースがいくつかあります。
お墓を移転する前に、かならず確認していただきたいことをお伝え致します。
①既存のお墓のサイズと移設先の墓地の大きさ
移設先の墓地を用意したはいいが、既存のお墓が大きすぎて入らないなんてことになっては大変です。
また、移設先の墓地が小さい場合はお墓の本体のみの移動になりますし、墓地が大きい場合は空き部分が多くなり見た目のバランスがとりにくくなります。
かならずサイズは事前に確認をお願いします。
②納骨室(カロート)の確認
墓石の中にお遺骨を埋葬しますが、お遺骨を埋葬する「納骨室」(カロート)という部分に納めてあります。
一般的には地上式と地下式のカロートがありますが地域によって異なります。
たとえば元のお墓の納骨方法が地下式の場合、移設先の墓地が地上式だとすると納骨できるように加工や増設が必要になる場合があります。
愛知県では地上式のカロートが一般的ですので他県から移転を考えられている方は注意が必要です。
③移設先の墓地の規則
移設先の墓地に大きさ・高さの規定がある場合、元のお墓が規定を超えていると規定に合うように加工が必要になります。
たとえば墓石の高さが2メートルで、墓地の高さ基準が1.8メートルとすると基準に合うように20㎝低くしないといけません。
かならず移転先の墓地の基準を確認しましょう。
また形が細かく決まっている墓地では移設ができない場合もあります。
墓石を移転するとなると前述3点のように事前確認が必要となるばかりでなく、「改葬許可」といって書類上の手続きも必要となります。
事前確認も改葬許可申請も専門家に相談しないと現実的には難しいかと思います。
移設をご検討の際には当社にご相談いただければ、移設元のお墓の調査をおこない最適な墓地・必要な改修部分についてご提案をいたします。
代々、大切にしてきたお墓を残したいというお気持ちを一番に考え親切丁寧に対応させていただきます。
お気軽にお問合せください。
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