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墓石に使われる石材も種類・質・値段もいろいろです

本店の水崎と申します。私は石材店に入社したはいいものの、じつは親戚のお墓が無くお墓詣りをした事がありません。墓地や霊園自体にも殆ど行った事が無かった為、今までちゃんと墓石を見た事が無かったのです。この業界に入って以来、あちこちで様々なお墓を見てまず感じた事は墓石には非常に様々な種類があるという事です。

さて今回は石材の色目についてお伝えしたいと思います。石はみなさん白味がかった灰色なのだと勝手に思っていませんか?実際に見てみるとほとんど真っ黒の物から緑がかった物、赤味の強いものまで個性的な石目の石材が様々存在するのです。

墓石に一般的に言われている「御影石」と屋内などに使われる「大理石」では一体何が違うのでしょうか?
御影石は火成岩と呼ばれる種類の石で、溶岩が長い時間をかけて冷えて出来たものであり、非常に硬く水に強いといった特性を持っています。
一方、大理石は変成岩と呼ばれる種類となり、火成岩等が圧力や温度などの影響で変化した物で、柔らかく加工しやすいですが酸に弱く屋外での使用に向きません。

墓石の話に戻りますが、昔からあるお墓ですと錆びてしまっているものも時々、見受けられますが、これは鉄分を多く含んでしまっているためで、長年安心して使えるお墓を選ぶのであれば吸水しにくく、酸化しにくい石材である事が必須となります。
石材を選ぶ上では硬さや吸水率などの耐久性を重視するのはもちろんですが、色合いや目合いといった、見た目でお選び頂くのもまた良いかと思います。
石材選びは非常に難しいです。数値上の吸水率や硬さだけでは難しい部分があり、実績もとても大事です。お客様のお好みをお聞かせいただいた上で、安価で質の良いものをご提案させていただきますので、まずは一度、当社へご相談下さいませ。

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2021年5月15日