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初詣へ出かけて考えた、神社とお墓について

本店の伊藤です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

コロナ禍という事もあって、毎年恒例の近所にある神社への初詣はどうしようか?と悩んでいましたが家族会議の結果、やはり初詣に行かないと一年が始まらない、という事で元日にいつもの神社へ初詣へ朝出掛けました。
ニュースで、ある神社のコロナ対策として、手水がセンサーで出て酌無しにしていたり、お参りの時に鳴らす鈴をペダル式にしたり、といろいろな取り組みをされていると知りました。
それを見て仕方が無い事ではありますが、やはりちょっと寂しい気持ちになりました。

近所の神社へ着くと、例年に比べて人出は5割弱ぐらいに感じました。
手水舎も、テープが張られ、使えないようになっていました。
鳴鈴の紐も外されていました。
それでも、二礼二拍手一礼して、お参りをしました。
いつもならお参りの後、神酒がふるまわれるのですがそれもありませんでした。(一番の楽しみでしたが…)
おみくじを引き、綱に結びましたがいつもなら結ぶ場所が無いくらいあるのに今年は本当に少なかったです。
いつもと違った雰囲気の初詣になりましたが、今年一年頑張るぞ!という気持ちになれたので行って良かったです。

さて私たちがいろんなお客様をお手伝いさせていただく上で、地域にもよると思いますがこの辺りの名古屋地域は仏教の方が多いです。少数ではありますが神道(しんとう)の方もみえます。
供養の方法も仏教と神道では若干の違いがあり、神道ってあまりなじみが無いと思うので今日は少し神道についてお伝えしたいと思います。

神道のお墓には特徴があり、①墓石の竿石(墓石の頭の部分)が三角に尖っている。
②花ではなく榊(さかき)をお供えする ③故人名が戒名ではなく諡名(おくりな)が彫られる

その他の特徴としては、「○○家之墓」という場合が多いのですが、神道では「○○家之奥都(津)城」となっていることが多く、お墓のことを奥都(津)城といいます。
またお参りの時も線香をお供えするのではなくローソクをお供えとなり、手を合わせる時も神道ではかしわ手(パチパチと手を叩く)作法となります。
お墓参りに行かれた際に他のお墓も意識してご覧いただくといろんな違いがありますので、ぜひ神道のお墓も探してみて下さい。

 

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2021年1月14日