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お墓ができたら必ずおこなう儀式

本店の岡田です。私は普段、他部署で勤務をしているのですが、しばらくは本店での勤務となりあまりなじみのない、お墓などに携わる機会が増えました。
そのなかで先日、本店近くの鶴が澤霊園にてお墓開きのお手伝いをさせていただきました。

真新しいお墓にはサラシの布が巻かれ、ビニールがかぶさっております。
お墓の前に祭壇を設営、机の上の三宝には果物、野菜、餅、さらに乾物もお供えします。
三宝の向き、敷紙の折り方や向きにも注意をしますが、お墓側を正面にしてお供えしますのでお参りをするわれわれが立つ側は裏側になります。そして線香・ろうそく立て、お焼香用の炭を用意して皆様の到着をお待ちします。

ご家族様がお越しの際に、並べられたお供えを見ながら小さなお孫様に「これが海の幸で、こっちが山の幸ね」とお話をされている姿が微笑ましく感じられました。。

お墓開きの儀式の中で、除幕といってお墓に巻かれたサラシを外していただきますが、このサラシはご親族の方で妊婦さんの腹帯としてご使用いただくものです。安産祈願の縁起物になりますのでご家族様にお渡しをしております。
お供えさせていただいた野菜、果物などもおさがりとしてお持ち帰りいただき、ご家族の皆様で故人様への「ありがとう」のお気持ちとともに召し上がっていただきます。

お墓に向かい手を合わせるご家族様の後ろ姿を拝見しながら、私も今度、実家に帰ったらちゃんとお墓参りしないとなあと思いました。
新型コロナウィルス感染予防のため帰省も控えていたので今年の年末休みにはお墓の方にも行き、しっかりと手を合わせてこようと思います。

実家を離れて生活をしている皆さんも、たまには故郷の方を向いて懐かしい顔を思い出しながら手を合わせてみてはいかがでしょうか。

来年が、皆様にとって良い一年になることをお祈り申し上げます。

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2022年12月30日