スタッフブログ

法要と納骨

勅使店の相羽です。
先日、身内の1周忌法要がありました。
この1年は寂しさも癒えているのかいないのか分からぬまま、時間が過ぎて行った感じがします。

当社では納骨手伝いの業務もさせて頂いており、宗教の違いはありますが、仏教徒の方ですと四十九日や一周忌、三回忌法要を行った後、納骨をされる方が多くいらっしゃいます。
そこで今回はそれぞれの法要の意味と納骨についてお話出来たらと思います。

四十九日法要
仏教において「その人が極楽浄土に行けるかどうか決定される日」とされており、遺族が集まって「極楽浄土に行けるように」と願いを込めて供養する日とされています。
故人が現世から死後の世界に向かう日であると考えられていることから、四十九日に納骨をされる方が多いそうです。

百か日法要
亡くなった100日目に行われる法要。
大切な人が亡くなって100日経ち、まだ悲しみはあるけれど区切りをつけていつもの生活に戻ろう、という意味を持つ法要とされています。
お墓の準備も出来てきた方も多いことから納骨される方もいらっしゃいます。

一周忌法要
故人の近親者が喪に服すとされる事(結婚式やお正月のお祝いなどを慎む)に区切りをつけるタイミングで、心新たな生活をスタートさせて行こうという意味があります。
これまでご遺骨が手元から離れる事が辛かった人も、心の整理が出来ればこの時期に納骨されます。

三回忌法要
故人が亡くなって親族が集まる法要も三回忌で一区切りとされている事から、皆さんが集まったタイミングで納骨をされる方も多くいらっしゃるそうです。

ご葬儀から法要、納骨も多様化が進み、色々な選択肢が増えてきました。
そもそも納骨は絶対にしなければならないものでもありませんし、時期についても決まりはありません。
大切なのは故人様を偲び、心の整理がついてから、出来る事を出来る時にすれば良いのでは、と私は思います。
行動に移す時は何かと分からない事もあるかと思います。
葬儀からお墓、納骨の事まで小さなご質問もご対応させて頂きますので、お気軽にご来店、お電話でのお問合せお待ちしております。

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2023年7月15日