長久手店の石黒です。
お墓に納骨をされた経験がある方は「骨袋」や「納骨袋」という言葉を聞いた事があるかもしれません。
火葬後、骨壺に入っているお遺骨を骨袋に移し替えてからお墓に納骨する、という時に使用します。
素材は土に還りやすい木綿のさらしやシルクなどの天然素材で、巾着袋のような形のものが多いです。
納骨の方法は地域によって違い、一般的に関東では骨壺のまま、関西では骨壺から骨袋に移し替えてからお墓に納骨することが多く、ここ名古屋でも骨袋に移し替える事が多いです。
そして墓石の下に設置されたカロート(納骨室)にお遺骨を納めますが、関西のお墓は関東と比較してこのカロートが小さく作られていることが多いのです。
それはお遺骨を骨袋に移し替えるため、場所を取らないといった理由があります。
また、火葬後、関東ではお骨を全部収骨するので成人のお遺骨が2~3kgなのに対して、関西では一部のお骨しか収骨しないので1~2kgとなります。
つまり関西では一部となった少ないお遺骨をさらに骨袋に移し替えるため、関東に比べてかなりコンパクトになります。
カロートが小さく作られていても、たくさんのお遺骨を収蔵できて、特に先祖代々入られるお墓にはメリットになります。
※納骨、収骨方法は地域によっては異なる場合があります。
先日、来店されたお客様が「亡くなった父が入る骨袋を自分で手作りして、父が好きだったものを刺繍して納骨したい」とお話しして下さいました。
「真心が込もった素敵なアイデアで、お父様もきっとお喜びになりますね」と話し、お客様の亡きお父様への深い想いに私自身も温かい気持ちになりました。
当社も骨袋を製作しており、亡くなられた方が穏やかに休めることを願い心を込めて製作しています。500円で販売していますのでお気軽にお尋ねください。
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