墓地について
金額について
墓地はいくらくらいかかりますか?
墓地は民間墓地や公営墓地また地域によっても値段はまちまちですので一概には言えません。無料で使用できるケースもございますので詳しくはお尋ね下さい。
墓地代の詳細
墓地代の仕組みはどうなっているのですか?
一般的に墓所を買うといいますが厳密に言いますと、お金を払って使用する権利を得るというのが正解です。使用と言っても永代使用となると子孫代々、永代に渡り使える権利です。墓所によっては管理料を徴収しているケースも多々あります。
墓地を建てる向きについて
お墓を建てるのに良い向きや悪い向きがあるのですか?
特にありません。もちろん気にされる方がみえるのも確かですが根拠がありません。仏教で西方浄土という言葉があり東向きがよいと言われることもありますが、実際には仏教以外の宗派もあれば墓地全体の向きが決まった方向になっていればどうにもなりませんので特に気にする必要はありません。
お墓を立てる前の疑問
お墓は必ず必要?
お墓はなくてはならないものですか?必ず必要なものなのでしょうか?
必ず必要かといえば必ずしもそうとは言い切れませんが、そもそもお墓は分かりやすくいえば我々が住んでいる家と同様、お亡くなりになられた方が住む家という考え方です。一度、手放したらかたちに残りませんし、散骨や樹木葬を選択された方の半数近くが後々、後悔しているという統計あります。そういう意味では手を合わせる場所つまりはお墓を作った方が良いのではないでしょうか。
お墓を建てる時期
お墓はいつ建てれば良いのですか?
お墓を建てるのに特に決まった時期はありませんが、その土地の風習やしきたりなどで決められた時期に納骨する場合もあります。ほとんどの場合は決まりがないとはいうもののお盆やお彼岸、あるいは一周忌などに合わせて建てられる方が多いです。
墓石について
墓石の材質について
お墓は石で作らないといけないのですか?
墓所の管理上、特に規定がなければ石以外で作る事は可能です。お墓は永代にわたり継承されていくもので何十年いや何百年も残るものではなくてはいけません。故人を敬うという事はそれらを守り継いでいくことですから過酷な自然環境に適しているものと考えると石で作るのが一番適しているかと思います。
価格について
墓石はいくらくらいするのですか?
墓石の価格は石種と石材量で大半が決まりますが、それ以外に基礎工事や現場の状況により施工費が変わってくる場合があります。墓所面積が大きくなればなるほど基礎工事の面積も大きくなりますし、外柵(お墓の敷地を囲う石)も大きくなるので石材量も増えますので値段が上がっていきますので、一概には言えない部分があります。
価格の判断について
お墓の値段が高いのか安いのか不透明なのですが、実際はどうなんでしょうか?
石材の値段は一般的に次のように算出されます。まず石材量は才(さい)といって30㎝立方体=1才という数え方をします。才あたりの金額は石種により異なりますが「石種の単価×才数」で算出されます。お墓のかたちによりそれらに加工賃や施工費などの費用がかかりますので石種、石材量により金額は大きく異なります。
お墓参り・ご供養について
納骨の時期について
お墓を建てたらすぐに納骨しなくてはいけないのですか?
決まりはありません。納骨はご都合に合わせておこなっていただければ宜しいかと思います。ただし時間が経てばお墓も汚れてきますので、できればお墓がピカピカのうちに納骨してあげた方が故人様も喜ぶでしょう。
埋葬について
お墓に入れる人(埋葬者)は決まっているのですか?
以前は長男などの本家筋は代々お墓に入る事ができますが、次男以降の分家筋は新たにお墓を設けなければなりませんでした。近年は核家族化が進み少子化となっています。したがって長男筋などの祭祀承継者や親族間で話ができていれば分家筋でも入る事ができます。
寺社様について
お墓を建てたら必ず寺社様をお呼びしてお墓開きをしないといけませんか?
一般的にはお墓ができたらお墓開きという儀式を執り行います。その際、墓前にお供え物などをお供えしご家族やご親戚が集まり、また仏式であればお寺様を呼んで読経していただくというものです。近年では無宗教で執り行われる方もみえますのでお寺様を呼ばずに参列者だけで済ませてしまう方もみえます。